Lusus / ルースス


 武蔵野音楽大学ユーフォニアム・テューバ会の委嘱で創作したこの作品のタイトル、「 Lusus はラテン語の「遊び」を意味します。「遊び」といっても人それぞれ種々多様の遊びをしますが、中でも子供の頃に楽しんだ「遊び」は懐かしく、大切な思い出のひとつになっていると誰しもが感じているのではないでしょうか。「遊び」の中で興奮したり、落胆したり、笑ったり、泣いたり、色々な顔が浮かんできます。それらの顔が Lusus の演奏と共に、走馬燈のように心に駆けめぐる事ができれば大変嬉しく思います。

 2004年3月2日(火)、彩の国さいたま芸術劇場 音楽ホールで行われた武蔵野音楽大学ユーフォニアム・テューバ・アンサンブル・コンサートにおいて初演されました。演奏者は、大房美穂(Euphonium 1st)、荒尾梓(Euphonium 2nd)、神山真澄(Tuba 1st)、濱仲普昌(Tuba 2nd)の4人の方々でした。


 写真は、出来上がったばかりの作品を試奏するためにお邪魔した時のものです。向かって左から、大房美穂先生(Euphonium 1st)、荒尾梓さん(Euphonium 2nd)、濱仲普昌さん(Tuba 2nd)、神山真澄さん(Tuba 1st)です。