２００３年１０月に創作されたこの作品は、アマチュアの演奏団体、「つばさ　V（ファイブ）」の皆さんによって、２００５年７月３１日、神奈川県にある杉田劇場で初演されました。

　全て鍵盤打楽器で編成され、グロッケンシュピール、ビブラフォン、シロフォン、マリンバ、バスマリンバの５重奏となっています。お大きく３つの部分に別れ５/８、４/４、５/８の拍子が使われテンポは一定に保たれながら演奏されるようになっています。タイトルである「タイムス」は特に深い意味合いは含まれておらず、時間の流れ、あるいは時代の流れを、この作品を通じて聴衆の方々の立場で感じ取っていただけたらと思っています。

　写真は「タイムス」を初演して下さった「つばさ　V」の皆さんです。

写真向かって左から　鈴木新吾氏、浅利美代子氏、柴代翼美氏、松浦美和子氏、松浦武氏　の各氏です。ちなみに、写真まん中の柴代翼美氏のお名前がグループ名の由来になっています。