２０１４年に発表された

「こでらんに」に続く福島県応援曲「さすけねぇ」は２０１５年１月１５日に作曲されました。

　タイトルの「さすけねぇ」は福島県の方言で「差し支え無い」とか「大丈夫」を意味し、東日本震災以来、未だに復興が進まない状況の中で、苦しかったり辛かったり、色々な問題を抱えながら生活をされている方々も少なくないと思います。その大変な中においても諦めずに頑張って欲しいと願って創作した作品です。

　吹奏楽に合唱（斉唱）が加わります。

 

　初演　２０１５年４月２９日　福島県喜多方市

　　　　「ふくしま応援自由演奏会」にて

　指揮 戸田顕　演奏 自由演奏会参加者

写真は主催者の杉山淳氏が指揮をされている様子です。

 

「さすけねぇ」

悲しみを乗り越えて　笑顔になる日まで

苦しみを乗り越えて　幸せをつかむまで

元気を出せば　さすけねぇ（大丈夫）

勇気を出せば　さすけねぇ（大丈夫）

力を合わせれば　さすけねぇ（大丈夫）

寂しさを乗り越えて　明日（あした）を作るまで

失望を乗り越えて　未来を作るまで

元気を出せば　さすけねぇ（大丈夫）

勇気を出せば　さすけねぇ（大丈夫）

力を合わせれば　さすけねぇ（大丈夫）

月の光のように　淡くとも

虹の光のように　はかなくとも

小さな火をともし

小さな種をまき

大きく大きく育つまで

みんなで手を繋げば　さすけねぇ（大丈夫）

悲しみを乗り越えて　笑顔になる日まで

 

苦しみを乗り越えて　幸せをつかむまで

 　なお、この作品は東日本震災で被災された方々はもちろんの事、自然災害などで被災された全ての方々のために何らかの形で役に立てて頂きたく、その条件を満たしていただける場合には楽譜（PDFデータ）を無償で提供いたします。楽譜必要な方は、お名前（実名）、連絡先、所属団体名、使用計画（目的）、使用結果（後日）を、本サイトの「メッセージ」からお知らせください。